2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

筋腫の大きさや子宮の状態、そして健康状態によって手術の難易度は異なります

子宮筋腫による症状が重い場合や不妊や早流産などの弊害が考えられる場合には、手術が有効な選択肢の一つになります。 また筋腫が悪性の肉腫の可能性がある場合には手術による治療が適していると判断されます。子宮筋腫の手術には、子宮をまるごと摘出する子…

手術に頼らない薬物療法を選択する

子宮筋腫の治療方法には主に薬物療法と手術があります。 比較的症状が軽く日常生活に支障がない程度の子宮筋腫には、薬物療法で症状を緩和させながら経過を観察するのが一般的です。薬物療法にはホルモン療法と対症療法の2種類があります。 ホルモン療法で…

子宮筋腫は正常な月経のある成人女性に見られる

子宮筋腫とは子宮の筋肉にできる塊で、良性の腫瘍です。 子宮筋腫の発生の原因は明らかになっていませんが、卵巣の働きと深く関与していることが分かっています。 筋腫が他の臓器に移転することはほとんどなく、卵巣から分泌される女性ホルモンの作用によっ…

症状は筋腫の大きさや数、できる場所によってさまざま

子宮筋腫は多くの成人女性にみられるポピュラーな病気ですが、その症状は筋腫の大きさや数、できる場所によってさまざまです。 小さな筋腫や場所によっては症状が全く無いこともあり、婦人科の検診や妊娠時の検査で偶然発見されることもよくあります。一般的…

粘膜下筋腫の疑いがある場合には子宮鏡検査が行われます。 これは膣から挿入した子宮鏡で子宮内腔を直接観察することができる診断です。また最近ではMRIによる診断も普及しています。 これは超音波検査で腫瘍があった場合や診断ができなかった場合に行わ…