2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

子宮動脈塞栓術には多くの優れた点があります

子宮筋腫の有効な治療方法の一つに子宮動脈塞栓術があります。 これは皮膚に入れた小さな穴からカテーテルを動脈内に挿入し、筋腫の栄養動脈を閉塞して栄養を絶つ方法です。 この治療で多くの患者の筋腫が縮小し、症状が緩和しているということです。動脈塞…

集束超音波治療とは超音波の振動エネルギーを筋腫に集中させて筋腫細胞を壊死させる治療方法

近年、新たに行われている子宮筋腫の治療に集束超音波治療があります。集束超音波治療とは超音波の振動エネルギーを筋腫に集中させて筋腫細胞を壊死させる治療方法です。 これは虫眼鏡で太陽光を1点に集中させると、焼け焦げるほど熱を集める原理を応用した…

複数の筋腫があった女性は高い確率で筋腫が再発

子宮筋腫はどのような治療をうけたとしても、子宮が残っている限り筋腫が再発する可能性があります。西洋医学による薬物療法では一時的に症状が改善されますが、治療で使われるホルモン剤は長期使用ができず、治療を中止すると再び筋腫が大きくなり、もとの…

子宮の内側にできる粘膜下筋腫を摘出する手術には子宮鏡が使われます

近年、子宮筋腫の治療において内視鏡手術が広まりつつあります。 内視鏡とは体の内腔を観察するためのカメラです。 開腹手術と違って傷跡がほとんど残らず、回復が早いため早期に退院でき、術後の癒着が少ない、出血量が少ないなどの長所があります。内視鏡…

出産までの流産や早産のリスクは普通の妊婦より高くなっています

子宮筋腫は不妊の原因になることもありますが、その一方では妊娠によって筋腫が発見されるケースも少なくありません。子宮筋腫と妊娠の経過がどれほど関わりを持っているかはまだ不明な点が多くあります。 筋腫をもったまま妊娠した場合、多くの妊婦は初期に…

子宮筋腫全体の95%は体部筋腫です

子宮筋腫は発生する場所によって種類に分けることができます。 大きくは子宮体部に発生する「体部筋腫」と子宮頸部に発生する「頸部筋腫」に分けられ、子宮筋腫全体の95%は体部筋腫です。体部筋腫は位置によってさらに筋層内筋腫、粘膜下筋腫、?膜下筋腫…

子宮全摘出手術は比較的体に負担が少ない手術です

子宮筋腫の治療の一つに子宮をまるごと切除する子宮全摘出手術があります。 この方法は筋腫が大きく重い症状を持つ妊娠を望まない女性に適した治療です。子宮を摘出することによって起こる女性の体の変化には、月経がなくなること、妊娠が出来なくなることの…

漢方は、自然の薬物によって筋腫による辛い症状を取り除くことを目的としています

漢方は中国の伝統医学で、天然の生薬を2種類以上組み合わせて作られた漢方薬を処方して治療を行います。 子宮筋腫の治療において、西洋医学は薬物療法や手術によって筋腫を人工的に取り除く治療が行われますが、薬物による副作用は強く、手術も体に大きな負…

過多月経の原因にはいろいろなことが考えられます

女性の体調の悩みに多いものは月経に関わるものですが、中でも過多月経は月経痛、月経不順に次いで多くの女性が悩んでいる症状です。過多月経とは普通より経血の量が多かったり、期間が長引いたりすることをいいます。 大きな血液のかたまりが毎回混じる場合…

子宮筋腫の発生と成長には女性ホルモンが深く関わっています

子宮筋腫で行われる薬物治療の一つにホルモン治療があります。 これは筋腫が大きく症状が重い場合や、手術前に出血を抑えるために行われる治療です。子宮筋腫の発生と成長には女性ホルモンが深く関わっています。 それは卵巣から女性ホルモンが活発に分泌さ…

経過観察中に注意すべきことは、帯下(おりもの)や月経の変化

子宮筋腫は良性の腫瘍で緊急性の低い病気です。 子宮筋腫があると診断された場合でも、全く症状のない場合も多くあります。 症状がない場合や筋腫が大きくなっている様子がない場合には、特別な治療を行わないのが一般的です。 この場合、経過観察という措置…

経過観察であっても定期的な診察を怠らない

子宮筋腫は成人女性の多くにみられる病気と言われていますが、生活習慣病とは異なり、日常生活で予防する方法はありません。 しかし早い段階で見つければ、子宮筋腫による辛い症状を予防できる可能性があります。子宮筋腫とはもともと子宮の筋肉組織に小さい…